”運動を始めたいけれど、ピラティスとジムってどっちがいい?”
ピラティスのグループレッスンに1年半通う私は以前、24時間ジムにも1年4ヶ月通っていました。今回はそんな実体験をもとに、ピラティスとジムの違いと向き不向きについて詳しく解説します。
ピラティスは、姿勢改善やインナーマッスル強化に効果的。筋肉を大きくするよりも”バランスの良いしなやかなボディライン”を目指します。じっくり動いて内側の筋肉に働きかけるので、きつすぎないのが特徴。
ピラティスは長期的に美容や健康のための運動習慣をつけたい人におすすめです。
ジムはより効率的な脂肪燃焼効果が期待できるので、ダイエット目的で通いたい人に向いています。ピラティスよりも見た目の変化に直結しやすく、しっかり通えば短期間でも効果を感じられます。
時間の縛りがない24時間ジムは、自分の好きな時間に通いたい人にぴったりです!
本文ではより詳しく解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

- ピラティス歴1年5ヶ月
- ピラティスに週5日通う
- 8社のスタジオで取材経験あり
- マットもマシンも好き
【比較表】ピラティスとジムの違い
比較 | ピラティス | ジム |
---|---|---|
主な目的 | 姿勢改善・体幹強化 | ダイエット・体型改善 |
特徴 | ゆっくりした動き 呼吸を意識 | 器具を使うトレーニング 有酸素運動 |
種類 | マットピラティス マシンピラティス ※グループorパーソナル | 24時間ジム 総合型ジム パーソナルジム |
価格相場 | 月額¥9,000〜¥40,000 *マシンの方が高い *パーソナルは高額 | 月額¥3,000〜¥50,000 *設備やサービスに応じて価格差が広い *パーソナルは高額 |
即効性 | 低い | 高い |
向いている人 | しなやかな身体になりたい人 運動初心者、苦手な人 きつすぎずじっくり効かせたい人 | 短期間で痩せたい人 運動、筋トレ好きな人 がっつり動きたい人 |
特に大きな違いは以下の3つです。
トレーニング内容の違い
ピラティスのトレーニング内容
ピラティスは、呼吸と連動させながら身体の内側を中心に鍛えていきます。
元はリハビリから始まったエクササイズなので、がっつり動くよりはゆったりした動きが多く、じっくり効かせていくのが特徴です。
基本的にはレッスンごとにメニュー内容が決まっていることが多く、インストラクターのもとで習うので、運動初心者でも始めやすいです。

女性の比率が高いものの、私の通うスタジオでは男性の利用者も増えてます!
ジムのトレーニング内容
ジムでは主に、チェストプレスなどの器具やダンベル、ランニングマシンなどを用いてトレーニングします。マシンの重りを筋力に合わせて調整できます。
ランニングマシンも速度や角度調整によって調整できます。
歩く、走ること自体は億劫でも”ながら運動”することでハードルを下げられます。
ジムでは主に身体の外側の筋肉=アウターマッスルに働きかけるので、見た目の変化を比較的早く感じやすいのも特徴です。
種類の違い
ピラティスの種類


ピラティスにはマットの上で行うマットピラティスと、リフォーマーなどの専用マシンを使うマシンピラティスの2種類あります。
マットピラティスはマット1枚で気軽に始められますが、身体の重さをコントロールしなければならないため、マシンピラティスより難しいです。
マシンピラティスはマシンが身体の動きと姿勢をサポートしてくれるので、身体の癖を正しく調整できます。
ピラティスのレッスンの形式は、グループレッスンとパーソナルレッスンがあります。グループレッスンは数名〜多いと30名近くで受けるスタジオもあります。
ジムの種類


ジムには、目的やライフスタイルに応じて色んな種類があります。
- 24時間ジム
- 総合型ジム
- パーソナルジム
- 女性専用ジム
コスパ重視で費用を抑えたい、プール付きなど設備重視したい、女性専用店などセキュリティを重視したいetc…
自分がどんな通い方やトレーニングをしたいかで、選ぶべきジムの種類が決まります。
価格相場の違い
ピラティスとジムは、通う回数やサービス内容、設備によって価格が大きく変わります。
ピラティス | 月額相場(月4回) |
---|---|
グループ | マット:¥9,000~¥12,000 マシン:¥12,000~¥15,000 |
パーソナル | ¥30,000〜¥40,000 |
ジム | 月額相場(目安) |
---|---|
24時間ジム | ¥3,000~¥10,000 |
総合型ジム | ¥7,000~¥15,000 |
パーソナルジム | ¥33,000~¥50,000 |
- 表の価格はあくまで目安です
- 各社の設備やサービス内容によって価格は異なります
全体的にみるとジムよりもピラティスの方がやや高めです。
ピラティスの中でも、マシンピラティスや個別のパーソナルレッスンとなると、より専門性が高く料金も上がりやすいです。
一方でジムは、ジムの種類によって価格の差が大きいです。コスパ重視で選ぶなら、月額¥3,000から通える24時間ジムもあります。
短期間で本気で痩せたい・変わりたい人向けのプランは、個別のトレーニング指導に加えて食事やモチベーション管理などの手厚いサポートが加わり高くなりやすいです。
ピラティスとジム両方通った私の感想


私はピラティスのグループレッスンと24時間ジムにそれぞれ通った経験があります。
- ピラティス:歴1年5ヶ月間。現在も継続中。
- ジム:歴1年4ヶ月間。現在は退会済み。



実経験をもとに、それぞれに通ってみてわかった特徴や感想をまとめてみました。
ピラティスのグループレッスン
- 運動初心者でもきつすぎず始めやすい
- 身体の柔軟性も上がる
- 普段から良い姿勢を意識するクセがついた
- 荷物が少なく身軽に通える
- 汗かきづらく、後の予定も入れやすい
- 短期間で効果は感じにくい
- コスパ重視のジムよりは高い
特に音楽に合わせて動く形式のレッスンは、いい意味で”運動している感”が薄れるので、運動苦手な私には特に楽しく受けられました!
いつでも通えるジムとは異なりレッスン時間が決まっている分、予約さえ取ってしまえば継続しやすいのも魅力です。



ちなみに私は現在、マシンピラティス専門店”ピラティスK”とマット・マシンどちらも受けられる”zen place pilates”に通っています!
24時間ジム
- 価格が安かった(月額約¥3,000)
- 継続の縛りがなく気軽に始められた
- 好きな時に好きなだけ通える
- 混み合うとマシンの待ち時間が生じる
- いつでも通える分モチベーション維持が難しい
- 女性の深夜利用はセキュリティ上で不安
24時間ジムはとにかく手軽にいつでも通えるのが最高でした!価格も安く、お試し感覚で始められたのも良かったです。
マシンを使ったウォーキングなら、スマホで好きな動画を流して”ながら運動”ができるので、外で歩くより楽しく習慣化できました。
ただ時間の縛りがない分、自発的に通う必要があるので、ピラティス以上にモチベーションの維持はしづらいです。



ちなみに私が通っていたのは、コンビニジムとして知られる”チョコザップ”です。
ピラティスに向いている人


- 筋力アップに加えて姿勢改善もしたい人
- 激しい運動は苦手な人
- 柔軟性も高めたい人
ピラティスは呼吸と連動させながらゆっくり動くエクササイズなので、体力に自信がない人でも安心して始められます。



即効性は低くても、無理なく長く継続させやすい!
ピラティスは身体の柔軟性も高められるので、可動域が広がり、凝り固まった身体をほぐして軽くしてくれます。
ジムに向いている人


- 筋力・体力アップしたい人
- 効率よくダイエットしたい人
- 自分の好きなタイミングで通いたい人
ジムは運動が元から好きな人や、効率よく脂肪燃焼していきたい人に向いています。
ジムではマシンを使ったトレーニングがメインになるので、基本的にはピラティスよりも高強度になる傾向です。
その分ピラティスよりも即効性も高くなりやすいので、”●月までに▲kg痩せたい”などの明確な目標がある人にもおすすめ。
ピラティスとトレーニングジムの違いまとめ


今回はピラティスとジムの違いについて、実体験をおりまぜながら解説してきました。ピラティスとジムでは、特徴や向き不向きが異なります。
ピラティスはインナーマッスルを鍛えて身体のコアを強化し、全体のバランスを整えていけるエクササイズです。即効性は低めですが、きつすぎないので無理なく継続できます。
ジムでのトレーニングは、しっかり身体を動かすことで着実に筋力・体力アップが期待できます。マシンを使って効率よく動くとしっかり汗をかけてスッキリします。



目的や運動レベルに合わせて、より自分に合う方を選びましょう。
ピラティスもジムも、体験会や見学会が実施されているところが多いです。気になったらどちらも一度、実際にのぞいてみてください。
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