PHIピラティス資格取得までのリアルな体験談|現役理学療法士へインタビュー!

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ピラティスの資格団体は色々あるけど、自分に合うのはどれだろう…?

ピラティスの資格取得費用は、決して安価ではありません。またしっかりと学んで自身のスキル向上のためには、時間も労力もかかるでしょう。

だからこそせっかく資格取得を目指すなら、始めから自分に合った団体を選びたいですよね。

数あるピラティス資格団体の中でもPHIピラティスは、マットからプロップス(小道具)、マシンまで幅広く学べる体系的な指導が特徴。

機能解剖学や運動学に基づいた医療・リハビリテーションなどの視点を重視したカリキュラムが豊富です。

そこで今回は、PHIピラティス資格保有者の”咲さん”に資格を取得するまでのリアルな体験談をお伺いしました。

咲さんは、本業である理学療法士のお仕事に活かすべく、子育ての合間をぬって2023年3月に、PHIピラティスのマット資格を取得されています。

本文では、咲さんがPHIピラティスを選んだ理由から、取得までにかかった費用・期間なども具体的に記載しています。

ピラティス資格団体を決める際の選択肢の一つとして、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
咲さん
  • PHI Pilates Mat Level I&Ⅱ
  • 本業は理学療法士(歴13年)
  • ピラティス歴3年
当サイトの運営者
いな
  • ピラティス歴1年11ヶ月
  • 週4日ピラティスに通う
  • 15社のスタジオ取材経験あり
  • マシンもマットも好き!

>>詳しいプロフィールはこちら

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ピラティスの資格取得を目指したきっかけ

私は理学療法士として勤務していますが、”このまま定年まで肉体労働を続けられるか”という身体的な不安が、ピラティスの資格取得を考え始めた最初のきっかけです。

また、それ以上に大きな動機となったのは、理学療法士として患者様と向き合う中で抱いた思いです。

痛みを抱えてからリハビリをするのではなく、そもそも痛みが出る前の段階で、”自分で身体をケア・予防していくこと”が出来れば、多くの方の生活の質が向上するのではないか、と強く感じるようになりました。

身体の深層部から整えるピラティスなら、まさにその理想を実現できると思い、理学療法士としての専門知識を活かしつつ、予防の分野でより多くの方の健康をサポートしたいと考え、資格取得を目指しました。

PHIピラティスを選んだ理由

画像引用:PHIピラティス

数あるピラティス資格団体の中で、私がPHIピラティスを選んだ理由は、創始者が理学療法士であることから、その医療的な信頼性の高さを重視したからです。

怪しい資格も多い中、PHIピラティスはリハビリテーションとの親和性が非常に高く、理学療法士としてすでに持っていた専門知識を活かしやすいと思い、受講を決めました。

PHIピラティス資格取得までにかかった費用と期間

PHI Pilates Mat Level I&Ⅱの資格を取得するまでにかかった具体的な費用の内訳は、以下の通りです。

費用
受講費 ¥254,100
製本テキスト費用 ¥4,043
ポケ模型 ※希望者のみの教材アプリ¥8,580
※2025年12月現在の価格
▶︎受講要項はこちら
※価格は変更となる場合があります

その他として、対面でのコース受講(4日間)に伴う交通費、宿泊費も合わせると合計30万円ほどに上ります。勉強を始めてから合格までの期間は、約3ヶ月でした。

PHIピラティス資格を取得してよかったこと

私がPHIピラティスの資格を取得してよかったことは、以下の二つです。

理学療法の幅が広がった

PHIピラティスの資格を取ったことで、本業である理学療法の幅が格段に広がりました。

  • ピラティス特有の深層筋(コア)へのアプローチ
  • 正しい運動パターンを患者さんのリハビリに取り入れる

これらを行うことで、従来の治療法だけでは難しかった症状に対しても、より効果的な指導の引き出しを持つことができます。

患者様一人ひとりに合わせた、より多様で質の高いリハビリを提供できるようになりました。


また、理学療法では理学療法士が患者様を補助しながら運動を行う”ハンドリング”が一般的です。それに対して、ピラティスの声かけによる指導(キューイング)は、声だけで相手の動きを指導していくための非常に良い練習となりました。

身体に対するメンテナンス能力がついた

資格取得における座学や実践の勉強を通じて、自身の身体のメンテナンス能力が劇的に向上しました。

ピラティスの理論に基づき、自分の身体の癖や弱い部分を正確に把握し、日々のセルフケアとして継続的に実践できるようになったことが、身体的な不安の解消にもつながっています。

以前よりも身体の軸が安定し、スムーズな動きができるようになりました。

PHIピラティス資格取得までに苦労したこと

私がPHIピラティスの資格を取得するまでに苦労したことは、以下の2つです。

膨大な種類のエクササイズ学習

特に、膨大な種類のエクササイズの学習に苦労しました。ピラティスには多種多様なエクササイズがあり、それぞれについて出現しやすい代償動作や、安全に行うための注意点を網羅的に学習することに時間がかかりました。

特に体の使い方を言葉で伝える”キューイング”の精度を高めるために、多くの時間を費やしました。

また、理学療法士としての本業に加え、育児の時間をやりくりして勉強時間を捻出するのは非常に大変。常に時間との戦いでした。

身体の柔軟性の乏しさ

自身の身体の柔軟性の乏しさも大きな壁でした。身体がもともと硬かったため、まずは自分が正確にエクササイズを習得することが難しく、時間がかかりました。

しかし、この苦労があったからこそ、理学療法士をしていく中で、患者様の「できない」という感覚に寄り添えるようになったと感じています。

PHIピラティスがおすすめな人

PHIピラティスは、主に医療・リハビリテーション分野の専門家に最もおすすめできるピラティス資格団体だと思います。

創始者が理学療法士であるPHI ピラティスは、解剖学や運動生理学に基づいた科学的根拠が明確なカリキュラムが整っています。

機能改善や痛みの予防を目的としたアプローチを安全に行いたい理学療法士や作業療法士にとって、自身の専門知識と非常に高い親和性を持つでしょう。これにより、医療従事者としての知見をピラティス指導に深く活かすことができます。

PHIピラティス資格取得後の活かし方

私は資格取得後も、ピラティスインストラクターとしてのレッスン指導は行わず、本業の理学療法の業務に活かしています。

臨床業務では、ピラティスで習得した的確な声掛け(キューイング)による指導技術が、ハンドリングに頼りがちな理学療法の指導の補完に役立っています。

患者様が自宅でも正確に運動を再現できるよう、より的確に伝える力も高められました。

また、ピラティス特有のコアへの意識付けや動作パターンの再教育手法をリハビリに取り入れたことで、従来の治療法だけでは難しかったケースへのアプローチが可能となり、指導の幅が大きく広がりました。

PHIピラティスは決して安価な資格ではありませんが、理学療法業務にかなり活かすことができており、私自身とても満足しています。

まとめ|PHIピラティス資格取得までのリアルな体験談

今回はPHIピラティス資格取得者の咲さんに、資格取得までの体験談をまとめていただきました。

PHIピラティスは他の資格団体以上に、解剖学や運動学がより深く学べるため、インストラクター志望の方はもちろん、咲さんのような理学療法士の方からも人気を集めている資格団体です。

自身の理学療法のスキルアップに加えて、身体のセルフケアにも役立てられます。

公式サイトにて、各コースの詳しい内容がわかります。また受講を検討している方に向けて、定期的に体験セミナーが開催されているので、あわせてチェックしてみてください。

\ 詳しいカリキュラムをみる

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この記事を書いた人

pilates note運営者のいなです。
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